【就活日記②】なぜ働くのか?

何から考えたら良いか分からなかったので、手始めに『 就職活動とは何か?』について考えてみることにしました。広辞苑では、『 主に学生など職に就いていない人が、企業や官公庁などに正規雇用されるための活動を指す。』と定義されていました。これをみた私は、『 職に就くのはなんのためだろう?』と自らに更問いをしていました。これに対する答えはすぐに出ました。就職先で仕事をしてお金を稼ぐためです。社会はお金で回っています。モノやサービスを買うときに、その対価としてお金が支払われます。至極当然のことですよね。ではここで、『仕事=お金を稼ぐこと』と画一的に定義しても良いでしょうか?

仕事の意味を探るべく、その当時同じく就職活動をしていた同期42人に仕事に対する価値観を聞いてみました。(他者の価値観に左右されないようにそれぞれ42人に個別で聞いて回りました)なかでも印象的だった2人の価値観を紹介します。

Aさん:職種はなんでも良いからバリバリ働いて大金を稼げる仕事がいい。 Bさん:お金はある程度でいいから自分の趣味など好きなことをする時間が1分1秒でも多く確保できるような仕事がいい。同じ仕事という事象に対して、AさんとBさんは相対する価値観を持っていました。実際の就活でもAさんは、業界を絞らずに、平均年収が高い企業をピックアップして上から手当たり次第受けていました。一方Bさんは、就職活動を途中で切り上げて、フリーランスとして活動していく選択をしていました。同じ社会で生活していても、基づく考え方や価値観は多種多様です。それゆえ、人生を歩んでいく上での仕事の捉え方も人それぞれであることが改めてわかりました。

これを受けて、改めて自分にとって『仕事』とは何かを考えた結果、『自らの人生の目標(夢)を実現させるための一手段 』であるという結論に至りました。自分の目標(夢)を実現する為に仕事をするのであり、実現することのできる仕事に就くために就職活動するのだと思います。私が言いたいのは,ひとくくりに『仕事』と言ってもそれぞれの価値観によって全く違うものになりうるということです。ここで、自らの考えを正当化したいわけではありません。全てのモノ・コトにお金がかかるのは揺るぎない事実ですが、お金が全てではないということです。すなわち、『仕事=お金を稼ぐこと』と画一的に定義することが難しいと感じました。お金を稼ぐことは、仕事をする目的の一要素にすぎないとうことです。

では,私が仕事を通して達成したい『人生の目標(夢)』とは何なのか?それは次稿で考察したいと思います。そうすることで、その目標(夢)を実現するための手段として、自分がどのような職業に就けば良いのか明白になると思います。

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